Raspberry Pi で atlantis


atlantis を Raspberry Pi に移植しました。

atlantis は、OpenGL の初期の頃のデモアプリケーションで、母クジラ、子クジラ、イルカ、サメ4匹が泳ぎまわります。

atlantis
atlantis

オリジナルのソースコードは、以下からダウンロードできます。(GLUT のソースにも含まれます。)

https://www.opengl.org/archives/resources/code/samples/glut_examples/demos/demos.html

ソースのコピーライトを見ると 1993, 1994 となっているので、もう 20 年以上前ですね。

Windows 用の実行ファイルも含まれていますが、Cosmo 3D (SGI の Windows 用 OpenGL) の DLL が必要なので、動かせる環境はもうないでしょうね。そのため、Windows でも自前でビルドする必要がありそうです。

また、X のスクリーンセーバの xscreensaver-gl-extra にも改良版の atlantis が含まれています。たぶん、O2 が発売された頃にプロジェクションマッピングに対応したものがベースとなっていると思います。

オリジナルは GLUT + OpenGL ですが、Raspberry Pi で動かすために、SDL2 + OpenGL ES 1.1 に書き換えました。Raspberry Pi2 なら、そこそこ動きます。

よく見るとクジラのポリゴンが裏返っているようです。

ということで、クジラのポリゴンをキー入力で裏返す機能も付けました。

以下は、クジラのポリゴンを裏返して正しい表示にしたものです。

atlantis002
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atlantis003
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atlantis005
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Raspberry Pi の IGZO LCD 接続キット


Raspberry Pi に接続可能な SHARP 7″ 高精細 IGZO LCD 接続キット for Pi [LQ070M1SX01-Kit0] が発売されています。

SHARP 7

SHARP 7″ 高精細 IGZO LCD 接続キット for Pi

組み立てキットですが、ケーブル接続、ネジ留め程度で組立てられます。

HDMI 接続で、ビデオ、オーディオ信号などを入力できます。解像度は 1200×1920 (60Hz) で、IGZO のため低消費電力となっています。また、VESA DDC(EDID)に対応しており、信号出力機器とネゴシエーションし、解像度などの自動設定(PnP)が可能。ただし、HDCP(著作権保護技術)には対応していません。

キット以外には、Raspberry Pi 本体の他、 HDMI ケーブル、USB Micro-B AC アダプタが別途必要です。

本 LCD を使用するには、/boot/config.txt の設定が必要です。また、本 LCDは、Portrait 1200×1920 が標準のため、Landscape 1920×1200 で使用するには、/boot/config.txt で display_rotate の設定が必要ですのでご注意ください。

詳細は取扱説明書を御覧ください。取扱説明書他のドキュメントは以下からダウンロード可能です。

なお、 本キット用フレーム、ケース、DACモジュールなども、鋭意開発中とのことです。

追記:
SHARP 7″ 高精細 IGZO LCDの組立・接続方法 も公開されています。


Raspberry Pi Windows 10 IoT Core 対応 WiFi ドングル -その2-


公式 WiFi ドングルの他に Raspberry Pi2/Pi3 の Windows 10 IoT Core 対応 WiFi ドングルとして、Raspberry Pi Windows 10 IoT Core 対応 WiFi ドングル -その1- では TP-LINK TL_WN725N を紹介しましたが、残念ながら公式 WiFi ドングル同様、国内では入手困難な上に技適を通っていないので事実上使用できませんでした。

Raspberry Pi をWi-Fi子機で無線化 -その1- と Raspberry Pi をWi-Fi子機で無線化 -その2- では、無線LANルーター子機を使って無線化する方法を紹介しました。国内メーカーの 無線LANルーター子機なら技適は通っているので安心して使用できます。(こちらの方法は、Windows 10 IoT Core でも無線化が可能です。)

そうこうしているうちに、Hardware Compatibility List がまた更新され、新たに 2つ WiFi ドングルが追加されていました。

  • Realtek 8191 USB Wireless WIFI
  • Realtek 8192 USB Wireless WIFI

Realtek 8192 USB Wireless WIFI には、Realtek Single-Chip IEEE 802.11b/g/n 2T2R WLAN Controller with USB 2.0 Interface と書かれており、http://www.realtek.com.tw/products/productsView.aspx?Langid=1&PFid=48&Level=5&Conn=4&ProdID=277 によると、RTL8192CU (または RTL8192SU) を指しているのだろうと思われます。

Realtek RTL8192CU なら、国内メーカーの製品でも使われています。

等いろいろありますので、もしこれらの製品を持っているのなら試してみるのも悪くないでしょう。(アンテナ付きのものは、少々大きいですけれども。)

私は、実際に試して確認したわけではありませんので、試す場合は自己責任でお願いします。

 


Raspberry Pi の電源 -その2-


Raspberry Pi の電源には、Raspberry Pi の電源 -その1- に書いたようにAnker 40W 5ポート USB急速充電器 ACアダプタを使っています。これは他の機器にもまとめて USB 電源供給したいためです。

しかし、Raspberry Pi 一台だけなら、小型の 2.4A x 2 ポートの CUBE型USB充電器を使うのもいいでしょう。

USBアダプタ

Raspberry Pi を安定動作させるためには、2A 以上の電力を供給したいものです。USBアダプタ、USBケーブルは2A以上に対応したものを選びましょう。(USBケーブルは見落としがちですので、ご注意ください。)

Raspberry Pi の動作が不安定な場合や、画面右上の Rainbow squareや稲妻マーク が出ている場合にはUSBアダプタ、USBケーブルを変えてみることをおすすめします。

USB充電ケーブルも2.4A対応のものを使いましょう。

こちらは2.4A対応というわけではありませんが、お得な長さが異なる充電ケーブル5本セット。

 

Raspberry Pi3:

  • Pi3 では推奨電源が 2.5A になりました。USB 端子に消費電力の高い機器を接続しないのであれば、2 A でも問題が起きることはないそうです。ただし、安心を求めるのであれば PSE マークの付いた Pi3 対応の電源(2.5A)を使いましょう。

 

関連記事:


Raspberry Pi で TightVNC サーバ


TightVNC サーバ

Raspberry Pi 本体のデスクトップ(Xサーバ)とは別にクライアント用のデスクトップ(Xサーバ)を使用することができる VNC サーバです。

Raspberry Pi 本体のデスクトップ(Xサーバ)は通常ディスプレイ番号0番で、HDMI 等で接続したディスプレイに表示されるデスクトップを指します。

TightVNC の VNC サーバは、それとは別のデスクトップ(ディスプレイ番号が異なる)でリモートで表示/操作することができます。VNCサーバを複数起動することで、異なるデスクトップを複数作成することができます。(それらはそれぞれディスプレイ番号が異なります。)また、それぞれのデスクトップのユーザは異なっても構いません。

※ 実は TightVNC には x0vncserver という本体のデスクトップをリモート操作するための VNC サーバもありますが、Raspberry Pi には apt-get でインストールすることはできません。(Raspberry Pi 用の x0vncserver をソースからビルドできるかどうかは不明です)

インストール方法:

apt-get で tightvncserver をインストールします。(必須ではありませんが、tightvncserver で使用する X11/75dpi, 100dpi フォントもインストールします。)

 

使用方法:

VNC のパスワードはユーザごとに管理されており、vncserver 初回起動時にそのユーザのパスワード設定を行います。(パスワードは後から vncpasswd で変更することも可能です。)
パスワードは6文字以上8文字以下。

パスワードの設定が行われた後、(vncserver を起動したユーザで)新しい X サーバが起動します。

‘raspberrypi:1′ の部分は、’VNC サーバのホスト名:ディスプレイ番号’ のことであり、また、5900 + ディスプレイ番号のポートを使用することを示しています。

VNC クライアントから 5900 + ディスプレイ番号 のポートに接続すると、ユーザパスワードを求められるので、先のパスワードを入力することでリモートデスクトップを開くことができます。

VNC クライアントとしては、Windows なら RealVNC Viewer(32bit版, 64bit版)、Mac なら画面共有、iPhone なら VNC Viewer、Android なら RealViewer、Raspberry Pi なら TightVNC viewer 等があります。

例えば Windows で RealVNC (VNC Viewer) を使う場合、Raspberry Pi で vncserver を起動した状態で、Windows から VNC クライアントを起動します。

vnc_client_001

「VNC Server」に ’Raspberry Pi のホスト名:ディスプレイ番号’ を指定します。ディスプレイ番号が1(ポート番号が 5901) の場合は、’ホスト名:1′ と指定します。(ホスト名は IPアドレスでも可)

vnc_client_002

VNCサーバが暗号化に対応していないという警告がでます。

vnc_client_003

指定した VNC サーバのパスワードを入力します。

vnc_client_004

Raspberry Pi のデスクトップが開きます。

 

Usage:

vncserver のコマンドライン引数は以下の通りです。

 

vncserver の主なオプション:

-kill :<DISPLAY#>

 

  • ディスプレイ番号を指定して vncserver を終了します。(この例では、ディスプレイ番号1の vncserver を終了)

 

-geometry <WIDTH>x<HEIGHT>

 

  • デスクトップサイズを指定します。(この例では 1280×800)

-depth <DEPTH>

 

  • デスクトップの色深度を指定します。(この例では 24bit Color)

 

VNC サーバの終了:

-kill オプションを使用して vncserver を終了します。

 

  • vncserver をディスプレイ番号を指定して終了します。(この例では、ディスプレイ番号1 の vncserver を終了)

 

パスワードの変更:

パスワードを変更する場合は、変更したユーザにログインした上で、vncpasswd コマンドで変更します。

 

自動起動設定:

vncserver を手動でいちいち立ち上げるのが面倒という場合には、Raspberry Pi の起動時に自動で vncserver を立ち上げるようにも設定できます。

ユーザ root で 1280×800 24bit Color の vncserver を自動起動するスクリプトです。(必要に応じて vncserver の引数やユーザを変更しましょう。)

このスクリプトを vncboot という名前で /etc/init.d に置き、実行属性を付け、自動起動するように設定します。

これで、Raspberry Pi の起動時に vncserver が自動起動します。

なお、自動起動しないようにするには、次のコマンドで登録を削除します。

 

参考:

TightVNC の X サーバの xdpyinfo の出力結果です。(この例では、デスクトップは 1024×768 24bitColor です。)


 


Raspberry Pi で x11vnc


x11vnc

x11vnc を使用することで、 Raspberry Pi 本体のデスクトップ(デフォルトの Xサーバ)を VNC クライアントでリモート表示/操作することができます。Raspberry Pi 本体のデスクトップとは別のデスクトップを VNC で使用したい場合は、TightVNC サーバを使用してください。

 

x11vnc
x11vnc

インストール方法:

x11vnc は、apt-get でインストールできます。

 

次に x11vnc に -storepasswd を指定して起動し、そのユーザのパスワードを設定して VNC サーバのパスワードを保存します。

 

自動起動の設定:

startx 実行時 (X サーバ起動時) に自動的に x11vnc を起動するには、以下の内容で ~/.config/autostart/x11vnc.desktop ファイルを作成する必要があります。(Raspbian 起動時に X サーバが自動起動するようになっている場合は、更に VNC サーバも自動起動します。)

 

注意:

VNC サーバのパスワードと x11vnc.desktop ファイルは、X サーバを起動するユーザに対して設定する必要があります。

 

使用方法:

自動起動の設定を行っている場合は、デフォルトの X サーバ(通常、ディスプレイ番号0番)が起動している状態で、ポート 5900 に VNC クライアントで接続します。

接続時のパスワードは、先で保存したパスワードになります。

クライアント側には、Raspberry Pi 本体のデスクトップが表示されます。(デスクトップのサイズはもちろん本体のデスクトップのサイズとなります。)

なお、x11vnc のデスクトップのサイズを変更するには、本体のデスクトップのサイズごと変更する必要があります。(/boot/config.txt の framebuffer_width, framebuffer_height で指定することが可能です。)

raspi_xgears

デフォルトのXサーバは GLX 対応(ただしソフトウェアレンダラ)なので、別マシンの OpenGL アプリケーションをリモート表示することも可能です。

参考:

x11vnc の X サーバ(デフォルトの X サーバ)の xdpyinfo 出力結果です。(この例では、1280×800 サイズ)

 


Raspberry Pi で VNC


はじめに

VNC(Virtual Network Computing) は、サーバ/クライアントモデルのシステムで、サーバ側のデスクトップをクライアント側で表示/操作することができるリモートデスクトップシステムです。

Mac の画面共有
Mac の画面共有で Raspberry Pi の VNC サーバに接続

例えば、Raspberry Pi で VNC サーバを動かし、Windows や Mac、Linux、スマホ等で VNC クライアントを使うことで、 Raspberry Pi のデスクトップを表示/操作することができます。(MacOS X の場合、画面共有は vnc プロトコルを使用しますので、特別な VNC クライアントを使わなくても Raspberry Pi の VNC サーバに接続することができます。)

VNC は音声をサポートしていないため、サーバ側のサウンドをクライアント側で聞くことはできません。

VNC サーバ

Raspberry Pi で多く利用されている VNC サーバは次の2種類です。

  • TightVNC サーバ
  • x11vnc

 

TightVNC サーバ

TightVNC サーバは、Raspberry Pi 本体のデスクトップとは別にクライアント用のデスクトップを使用することができる VNC サーバです。

Raspberry Pi 本体のデスクトップとは別の X サーバを使用し、解像度も本体側のデスクトップに影響されません。

 

x11vnc

x11vnc は、Raspberry Pi 本体のデスクトップをそのままリモートで操作することができる VNC サーバです。

Raspberry Pi 本体のデスクトップをそのままリモートで操作するため、リモートデスクトップのサイズは Raspberry Pi 本体のデスクトップのサイズと同じになります。

 

Dispmanx VNC Server

特殊な VNC サーバで、Raspberry Pi 本体コンソールをリモートで操作することができる VNC サーバです。

/dev/fb0 の画面だけではなく、Raspberry Pi 本体コンソールに表示される GPU 画面(OpenGL ES, OpenVG アプリケーション)も VNC クライアント側に表示することができます。もちろん、Raspberry Pi 本体のデスクトップの解像度と同じになります。

 

VNC クライアント

VNC サーバに接続して、接続先のデスクトップを表示/操作するためのソフトウェアです。

Windows や Mac、Linux 等で  VNC サーバを動かし、Raspberry Pi で VNC クライアントを動かせば、Raspberry Pi で Windows や Mac、Linux 等の画面表示/操作ができます。

以下は、Raspberry Pi で動く VNC クライアントソフトウェアです。

TightVNC viewer

TightVNC viewer は、一般的な VNC クライアントソフトウェアです。TighgVNC Server に接続する場合には、独自の転送方式の Tight Encoding が使用できます。

krdc

krdc は、Raspberry Pi から Windows や Mac、Linux 等の VNC サーバに接続して、画面表示/操作が可能となる VNC クライアントソフトウェアです。

krdc は、vnc プロトコル以外にも rdp プロトコルに対応していています。そのため、Windows のリモートデスクトップクライアントソフトウェアでもあります。

krdc
krdc

この画面は、Raspberry Pi の krdc で自身の VNC サーバに接続したものです。(ただし、VNC サーバは krdc を実行したデスクトップとは異なるデスクトップを使用しています。)

 

 


Raspberry Pi をWi-Fi子機で無線化 -その2-


Raspberry Pi をWi-Fi子機で無線化 -その1- では、WRH-300BK2-Sを紹介しましたが、それより上位の WRH-583BK2-S を購入しました。

WRH-583BK2-S
WRH-583BK2-S

WRH-300BK2-Sと比べると、5GHz 11ac 433Mbps に対応しているのと、中継モードに対応しているのが大きな違いでしょうか。(Raspberry Pi で使うには WRH-300BK2-S で十分でしょう。他目的のためにこちらを購入しました。)有線LANポートが付いていることもあって、サイズは倍ほど大きいですし、価格も随分高いですが。

WRH-584xx2-S シリーズは、BK(ブラック)、BU(ブルー )、GN(グリーン)、RD(レッド)、WH(ホワイト)、YL(イエロー)の 6色発売されていますが、私は無難に BK にしました。

WRH-583BK2-S は、付属の USB ケーブルを PC 等の USB ポートに繋いで電源を供給します。

AC アダプタが付属したバージョンの WRH-583BK2(ブラック), WRH-483WH2(ホワイト) も発売されています。

WRH-583BK2-S の子機モードの設定は Mac に繋いで行いました。ただし、Raspberry Pi からでも可能ですので、Mac の部分を Raspberry Pi に置き換えても当てはまります。もちろん Windows でも同じです。(ただし、電源は Raspberry Pi から取らない方が安全です。)

  1. WRH-583BK2-S の有線LANポートに LAN ケーブルを繋ぎ、もう一方を Mac の  LAN ポートに繋ぎます。
  2. WRH-583BK2-S の USB ポートに付属の USB ケーブルを繋ぎ、もう一方を Mac の USB ポートに繋ぎます。(こちらは電源用)
  3. 初期状態ではルーターモードで、IP アドレスは 192.168.2.1 になっています。DHCP サーバも動いているため、Mac には 192.168.2.XXX が割り当てられます。
  4. 192.168.2.1 を Web ブラウザで開き、管理者のユーザ名とパスワードでログインします。
  5. 「設定メニュー」「動作モード設定」で、「子機モード」を選択して、「適応」ボタンを押します。すると、モード変更のため再起動します。再起動には 70 秒ほどかかります。
  6. 再起動後、子機モードになっており、IP アドレスは 192.168.2.251 に変わっているので、192.168.2.251 を Web ブラウザで開き、ログインします。
  7. Mac 側の IP アドレスは、ルーターモードで起動した時に割り当てられた IP アドレスのままなら、子機モードになった WRH-583BK2-S にアクセスできるはずです。何らかの理由で Mac 側の IP アドレスが変わってしまってアクセスできない場合には、手動で固定IPアドレス(192.168.2.XXX)を設定することでアクセスできるようになるでしょう。(子機モードの場合は DHCP サーバは動いていないため)
  8. 続いて「無線設定」で無線LANのアクセスポイントの情報を入力して「適用」ボタンを押します。しばらく待つと「親機と無線接続できています。」と表示されるはずです。親機と接続できない場合は、「無線設定」で設定した内容を再確認しましょう。
  9. 自分のネットワークが 192.168.2.XXX でない場合は、「LAN設定」「LAN設定」で WRH-583BK2-S の IP アドレスを変更できるので、ここを自分のネットワークで空いている IP アドレスに変更します。「適用」ボタンを押して再起動するのを待ちましょう。
  10. LAN 内に DHCP サーバがあるなら、WRH-583BK2-S を経由して Mac に IP アドレスを割り当てられるので、先にMac に固定IPを設定した場合は、DHCP サーバから取得するように変更します。LAN 内に DHCP サーバがない場合は、自分のネットワークで空いている IP アドレスを Mac に設定します。
  11. WRH-583BK2-S の電源を一度入れ直す必要があるかもしれませんが、Mac はこの状態で WRH-583BK2-S を経由して LAN にアクセスできるようになっているはずです。(更にルーターを経由して、インターネットにもアクセスできるはずです。)
  12. もう一度、Web ブラウザで WRH-583BK2-S に設定した IP アドレスを開き、管理者でログインします。
  13. 「システム設定」「パスワード設定」で管理者のユーザ名とパスワードを変更しておきましょう。

子機モードの設定ができれば、WRH-583BK2-S を Raspberry Pi に LAN ケーブルで繋ぎ変えるだけで、Raspberry Pi が無線化されます。(Raspberry Pi が有線LAN接続で、ネットワークに接続できていた場合)

 

なお、WRH-583BK2-S の設定の詳細は User’s Manual をご覧ください。

 

関連ページ:


Raspberry Pi の仮想キーボード


はじめに

matchbox-keyboard は、Raspberry Pi で使用可能な仮想キーボードのひとつです。(X用の仮想キーボードなのでコンソールでは使えません。)

vkey001

タッチパネルで文字入力するには必須ですね。

VNCやリモートデスクトップで、入力できない記号があったりしますが、そのような場合に仮想キーボードを補助的に使うことができます。あれば便利。

 

インストール方法

 

実行方法

メニューから起動することができます。

vkey_menu

コマンドラインからの実行方法は次の通り。

 

キー配列

標準, us, ru, fi, dvorak, extended, numpad の7種類用意されています。

extended

拡張101英語キーボードです。(ちょっと違うけど)

標準状態

vkey001

 

Shift ロック状態

vkey002

 

キー配列変更

キー配列は設定ファイル(xml) で変更可能です。

 

extended-jis

せっかくなので、JISキーボード風のキー配列の設定ファイルを作ってみました。

https://raspberrypi.akaneiro.jp/src/matchbox/matchbox-keyboard-extended-jis.tar.gz

インストール方法

 

起動方法

 

標準状態
vkey-jis001

 

Shift ロック状態

vkey-jis002


Raspberry Pi のシリアルナンバー


Raspberry Pi のシリアルナンバーは、コマンドラインから調べることができます。

 

シリアルナンバーは、MPEG-2, VC-1 コーデックのライセンスを購入する場合に必要になります。

また、複数の Raspberry Pi で同じ SD カードを使い回す場合に、シリアルナンバーフィルタ機能を使って、/boot/config.txt に個別設定を記述する時にも使います。

 


Raspberry Pi をWi-Fi子機で無線化 -その1-


Raspberry Pi を無線LANに接続するためには、USB の無線LANアダプタ(Wi-Fiアダプタ)を使用するのが一般的ですが、LANケーブルで接続した無線LANルーターを子機にして使うという方法もあります。

実はRaspberry Pi 2 と Windows 10 ではじめるIoTプログラミングという本の受け売りですが、無線LANドライバ不要で無線化できるので簡単でいいかもしれません。(Windows 10 IoT に対応した技適を通った無線LANアダプタはまだなさそうですし。)

Model A, A+ には USB ポートが1つしかありませんので、無線LANのために USB 無線LANアダプタを使ってしまうと、USB ポートが塞がってしまいます。無線LANで接続する場合は、LANポートは使わない場合が多いので、そちらを有効利用することで USB ポートは他の用途のために空けるといったことができます。

[スペック]

  • 無線LAN
    • IEEE802.11n/g/b
    • 11n : 最大300Mbps (40MHz時)
    • 2.4GHz
  • 有線LAN
    • IEEE802.3u (100BASE-TX) / IEEE802.3 (10BASE-T)
  • 電源
    • USB(microB)コネクタ

USB 無線LANアダプタと比較すると割高かもしれませんが、それほど高いものでもありませんので、気楽に導入できそうです。

子機モードの設定方法はこちら。Raspberry Pi に繋いで設定できるはずですが、まずは Windows で繋いで設定し、正常動作することを確認した方がトラブルは少ないでしょう。(先で簡単に繋がると書いてはいますが、子機モードの設定は必要ですのでお間違いなく。それができているなら Raspberry Pi 側は有線LANで繋ぐのと変わりないので簡単だということです。)

子機モードの設定方法

子機モードの設定方法

もっともいくらコンパクトとはいえ、小さな Raspberry Pi に繋いで使うとなると、十分邪魔な大きさかもしれませんが、無線LANの選択肢のひとつにはなるのではないでしょうか。

ただ、残念ながら LAN ポートのない Raspberry Pi Zero では使えません。(USB 有線LAN アダプタを追加すれば使えなくもないですが、あまりメリットがないのでオススメできません。)

 

関連ページ


Raspberry Pi で xrdp


xrdp

xrdp は、Remote Desktop Protocol (RDP) のサーバソフトウェアです。Windowsのリモートデスクトップ接続で Raspberry Pi に接続できるようになります。(バックエンドで VNC サーバを使用するため、TigerVNC サーバが必要です。)
xrdp
xrdp

インストール方法:

apt-get を使って xrdp をインストールします。

次に日本語キーボードに対応するため、キーマップファイルをインストールします。(0.6.0 より前のバージョンの場合)

 

使用方法:

Windows の「リモートデスクトップ接続」で、Raspberry Pi に接続します。

Remote Desktop

接続後、xrdp のダイアログが表示され、ドロップダウンボックスで、モジュールを選択します。(通常、「sesman-Xvnc」か「console」を使うことになるかと思います。)

sesman-Xvnc

WS000031

sesman-Xvnc モジュールを選択する場合は、VNC のユーザー名とパスワードを入力します。VNC サーバが起動していない場合には、TightVNC サーバが起動します。TightVNC サーバに新規で接続する場合は、リモートデスクトップのサイズは、クライアント側指定のサイズ (通常、クライアントのデスクトップサイズ) になります。

console

WS000033

console モジュールを選択する場合は、ポート 5900 番の VNC サーバに接続します。ポート 5900 番の VNC サーバのパスワードを入力します。(ポート 5900 番の VNC サーバが x11vnc の場合は、Raspberry Pi 本体のデスクトップを表示することができます。その場合、デスクトップのサイズは Raspberry Pi 本体のデスクトップのサイズとなります。)

vnc-any

WS000035

vnc-any を選択した場合は、ホスト名、ポート番号、パスワードを指定して VNC サーバに接続します。(xrdp が動いている Raspberry Pi 以外の別マシンを指定することも可能です。)

sesman-any

WS000038

sesman-any を選択した場合は、ホスト名、ユーザ名、パスワードを指定して VNC サーバに接続します。

rdp-any

WS000040

rdp-any を選択した場合は、ホスト名を指定して RDP サーバに接続します。

sesman-X11rdp

WS000045

備考:

xrdp の依存関係を示します。(バックエンドとして使用するため、TightVNC サーバを必要とします。)

 


Raspberry Pi でスクリーンショット


はじめに

Raspberry Pi でスクリーンショット(画面のスナップショット)を撮るツールはいろいろありますが、raspi2png は、起動画面の他、OpenGL ES, OpenVG 等の GPU 描画画面のスクリーンショットも撮ることができます。もちろん X の画面も。

snapshot
起動画面のスクリーンショット
OpenVG のスクリーンショット
OpenVG のスクリーンショット

公式サイト

raspi2png

raspi2png

raspi2png の公式サイトです。ここから raspi2png のソースを取得することができます。

インストール方法

 

  • raspi2png はソースからビルドする必要があります。
  • raspi2png は libpng12-dev に依存するため、予めインストールしておく必要があります。
  • make install には対応していないため、ビルドしてできた raspi2png は手動で /usr/local/bin にコピーします。

 

実行方法

 

実行例

スクリーンショットを snapshot.png というファイル名でカレントディレクトに保存します。

–pngname オプションで保存するファイル名を指定します。

–delay オプションでコマンド実行後、5 秒後にスクリーンショットを撮ります。