Raspberry Pi には HDMI 端子が付いており、一般的な HDMI 1.4 ケーブル(タイプA オス-タイプA オス)を用いて LCD に接続することができます。
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Raspberry Pi 1
Raspberry Pi 公式キーボード
Raspberry Pi 公式マウス
Raspberry Pi 公式 HDMI ケーブル
Raspberry Pi の公式 HDMI ケーブル(白:1m)です。ロゴ入りです。
海外のサイトでは販売されていますが、国内で販売されているのは見かけないものです。
Raspberry Pi の HDMI to VGA コンバーター
Raspberry Pi には HDMI 端子が付いています(Zero は mini HDMI 端子)が、VGA 端子が付いていないため VGA ディスプレイに直接接続することはできません。
VGA ディスプレイに接続するには HDMI to VGA コンバーターを使って VGA に変換する必要があるのですが、相性問題なのかきちんと映らないアダプターもあって困りものです。
こちらの HDMI to VGA コンバーターは、Raspberry Pi での動作が確認できたものです。また、3.5mmステレオミニジャックも付いており、スピーカーまたはイヤホーンに繋ぐことで音声を楽しむことが可能です。(本体のステレオ端子の音質よりは良いかもしれないですが、過剰な期待はしないように)
Raspberry Pi のモバイルバッテリー
Raspberry Pi で使えそうなモバイルバッテリーを探してみました。
Raspberry Pi3 の電源は2.5Aが推奨されていますが、極端に高負荷をかけないのであれば 2A 以上で問題ありません。(公式サイトのサポートページに明記)
そのため、モバイルバッテリーも最大出力2A以上のものを探しました。結果的に最大出力 2.4A の出力ポートを持つこれを購入しました。(最大出力 2.4A であればほぼ電源トラブルは起きないものと思われます。)
Raspberry Pi の USB HUB
Raspberry Pi でも USB ポートにキーボード、マウス、WiFi ドングル、Bluetooth ドングル、USB メモリ、外付け HDD、外付け SSD、USB 有線 LAN アダプタ、USB オーディオ、SD カードリーダー等、たくさんの機器を繋ぐ機会があるかと思います。
Raspberry Pi model B, B+, Pi2, Pi3 には USB ポートが 4つありますが、それでも USB ポートが足りない場合や Pi model A, A+, Pi Zero のように元々ポート数が少ないモデルの場合には、USB HUB が必要になります。
Raspberry Pi をWi-Fi子機で無線化 -その2-
Raspberry Pi をWi-Fi子機で無線化 -その1- では、WRH-300BK2-Sを紹介しましたが、それより上位の WRH-583BK2-S を購入しました。
WRH-300BK2-Sと比べると、5GHz 11ac 433Mbps に対応しているのと、中継モードに対応しているのが大きな違いでしょうか。(Raspberry Pi で使うには WRH-300BK2-S で十分でしょう。他目的のためにこちらを購入しました。)有線LANポートが付いていることもあって、サイズは倍ほど大きいですし、価格も随分高いですが。
WRH-584xx2-S シリーズは、BK(ブラック)、BU(ブルー )、GN(グリーン)、RD(レッド)、WH(ホワイト)、YL(イエロー)の 6色発売されていますが、私は無難に BK にしました。
WRH-583BK2-S は、付属の USB ケーブルを PC 等の USB ポートに繋いで電源を供給します。
AC アダプタが付属したバージョンの WRH-583BK2(ブラック), WRH-483WH2(ホワイト) も発売されています。
WRH-583BK2-S の子機モードの設定は Mac に繋いで行いました。ただし、Raspberry Pi からでも可能ですので、Mac の部分を Raspberry Pi に置き換えても当てはまります。もちろん Windows でも同じです。(ただし、電源は Raspberry Pi から取らない方が安全です。)
- WRH-583BK2-S の有線LANポートに LAN ケーブルを繋ぎ、もう一方を Mac の LAN ポートに繋ぎます。
- WRH-583BK2-S の USB ポートに付属の USB ケーブルを繋ぎ、もう一方を Mac の USB ポートに繋ぎます。(こちらは電源用)
- 初期状態ではルーターモードで、IP アドレスは 192.168.2.1 になっています。DHCP サーバも動いているため、Mac には 192.168.2.XXX が割り当てられます。
- 192.168.2.1 を Web ブラウザで開き、管理者のユーザ名とパスワードでログインします。
- 「設定メニュー」「動作モード設定」で、「子機モード」を選択して、「適応」ボタンを押します。すると、モード変更のため再起動します。再起動には 70 秒ほどかかります。
- 再起動後、子機モードになっており、IP アドレスは 192.168.2.251 に変わっているので、192.168.2.251 を Web ブラウザで開き、ログインします。
- Mac 側の IP アドレスは、ルーターモードで起動した時に割り当てられた IP アドレスのままなら、子機モードになった WRH-583BK2-S にアクセスできるはずです。何らかの理由で Mac 側の IP アドレスが変わってしまってアクセスできない場合には、手動で固定IPアドレス(192.168.2.XXX)を設定することでアクセスできるようになるでしょう。(子機モードの場合は DHCP サーバは動いていないため)
- 続いて「無線設定」で無線LANのアクセスポイントの情報を入力して「適用」ボタンを押します。しばらく待つと「親機と無線接続できています。」と表示されるはずです。親機と接続できない場合は、「無線設定」で設定した内容を再確認しましょう。
- 自分のネットワークが 192.168.2.XXX でない場合は、「LAN設定」「LAN設定」で WRH-583BK2-S の IP アドレスを変更できるので、ここを自分のネットワークで空いている IP アドレスに変更します。「適用」ボタンを押して再起動するのを待ちましょう。
- LAN 内に DHCP サーバがあるなら、WRH-583BK2-S を経由して Mac に IP アドレスを割り当てられるので、先にMac に固定IPを設定した場合は、DHCP サーバから取得するように変更します。LAN 内に DHCP サーバがない場合は、自分のネットワークで空いている IP アドレスを Mac に設定します。
- WRH-583BK2-S の電源を一度入れ直す必要があるかもしれませんが、Mac はこの状態で WRH-583BK2-S を経由して LAN にアクセスできるようになっているはずです。(更にルーターを経由して、インターネットにもアクセスできるはずです。)
- もう一度、Web ブラウザで WRH-583BK2-S に設定した IP アドレスを開き、管理者でログインします。
- 「システム設定」「パスワード設定」で管理者のユーザ名とパスワードを変更しておきましょう。
子機モードの設定ができれば、WRH-583BK2-S を Raspberry Pi に LAN ケーブルで繋ぎ変えるだけで、Raspberry Pi が無線化されます。(Raspberry Pi が有線LAN接続で、ネットワークに接続できていた場合)
なお、WRH-583BK2-S の設定の詳細は User’s Manual をご覧ください。
関連ページ:
Raspberry Pi をWi-Fi子機で無線化 -その1-
Raspberry Pi を無線LANに接続するためには、USB の無線LANアダプタ(Wi-Fiアダプタ)を使用するのが一般的ですが、LANケーブルで接続した無線LANルーターを子機にして使うという方法もあります。
実はRaspberry Pi 2 と Windows 10 ではじめるIoTプログラミングという本の受け売りですが、無線LANドライバ不要で無線化できるので簡単でいいかもしれません。(Windows 10 IoT に対応した技適を通った無線LANアダプタはまだなさそうですし。)
Model A, A+ には USB ポートが1つしかありませんので、無線LANのために USB 無線LANアダプタを使ってしまうと、USB ポートが塞がってしまいます。無線LANで接続する場合は、LANポートは使わない場合が多いので、そちらを有効利用することで USB ポートは他の用途のために空けるといったことができます。
[スペック]
- 無線LAN
- IEEE802.11n/g/b
- 11n : 最大300Mbps (40MHz時)
- 2.4GHz
- 有線LAN
- IEEE802.3u (100BASE-TX) / IEEE802.3 (10BASE-T)
- 電源
- USB(microB)コネクタ
USB 無線LANアダプタと比較すると割高かもしれませんが、それほど高いものでもありませんので、気楽に導入できそうです。
子機モードの設定方法はこちら。Raspberry Pi に繋いで設定できるはずですが、まずは Windows で繋いで設定し、正常動作することを確認した方がトラブルは少ないでしょう。(先で簡単に繋がると書いてはいますが、子機モードの設定は必要ですのでお間違いなく。それができているなら Raspberry Pi 側は有線LANで繋ぐのと変わりないので簡単だということです。)
もっともいくらコンパクトとはいえ、小さな Raspberry Pi に繋いで使うとなると、十分邪魔な大きさかもしれませんが、無線LANの選択肢のひとつにはなるのではないでしょうか。
ただ、残念ながら LAN ポートのない Raspberry Pi Zero では使えません。(USB 有線LAN アダプタを追加すれば使えなくもないですが、あまりメリットがないのでオススメできません。)
関連ページ
Raspberry Pi の有線LANアダプタ
Raspberry Pi model B, B+, Pi2 model B には、LAN ポートが付いていますが、model A, A+ にはUSB接続の有線LANアダプタを使うことで有線でLANに接続することができます。(Zero も USB 変換コネクタか USB HUB を使えば接続可能だと思います。)
中でも USB-LAN1000R, USB-LAN100R はメーカーが Raspberry Pi 対応(Linux対応)と公言している製品です。どちらの製品もUSBポートに挿すだけで利用できます。
Raspberry Pi 公式 ACアダプター
Raspberry Pi 公式 ACアダプターが発売されています。
Raspberry Pi のロゴのついた白色のマイクロUSB AC アダプターで、2Aを供給することができます。(Raspberry Pi3 向けに黒色のマイクロUSB AC アダプターで 2.5A供給できるものも発売されます。)
ACアダプタ変換ソケットにより、Australia/China, European Plug, UK, US/Japanに対応しています。
ただ、日本のコンセントに対応してはいますが、日本では販売されていないようです。(PSEマークがなくて日本での販売ができないのかもしれません。)
追記:
Raspberry Pi3 対応公式電源アダプターの日本国法令遵守版が発売されたようです。
Raspberry Pi 公式 WiFi ドングル
Raspberry Pi 公式の USB WiFi ドングルが発売されました。
公式らしくRaspberry Pi のロゴの付いた白い Wi-Fi ドングルです。
USB 2.0 で IEEE802.11b/g/n対応。最大スループットが150Mbpsです。
チップセットは BCM43143 が使われており、Windows 10 IoT でもサポートされています。(むしろ、Raspberry Pi の Windows 10 IoT ではこの公式WiFiドングルしか現時点ではサポートされていません。)
Using WiFi on your Windows 10 IoT Core device
ただし技適を受けていないので、一般の人は国内では使用できません。
日本の RS でも販売はしていますが、使用できる方はごく限られるので注意しましょう。
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