Raspberry Pi の有線LANアダプタ


LANアダプター

Raspberry Pi model B, B+, Pi2 model B には、LAN ポートが付いていますが、model A, A+ にはUSB接続の有線LANアダプタを使うことで有線でLANに接続することができます。(Zero も USB 変換コネクタか USB HUB を使えば接続可能だと思います。)
中でも USB-LAN1000RUSB-LAN100R はメーカーが Raspberry Pi 対応(Linux対応)と公言している製品です。どちらの製品もUSBポートに挿すだけで利用できます。

USB-LAN1000Rは、ギガビット(1000Mbps)の有線LANアダプタですが、Raspberry Pi は USB2.0 なので最大転送速度480Mbps (理論値)の制限を受けるため、そこまでのスピードはでません。オーバースペックです。それでも100Mbpsの  Pi model B, B+, Pi2 model B 標準LANポートや、USB-LAN100R よりもスピードはでるかもしれません。(でました。)

USB-LAN100R の方は 100Mbps のアダプタです。Raspberry Pi model B, B+, 2B と同等の速度ですので、こちらでも十分かもしれません。価格も安いですしね。

どちらの製品も Pi model A, A+, (Zero) で有線LANが使いたい時や、Pi model B, B+, Pi2 model B でLANポートが2つ必要な場合に有効です。

 

USB-LAN1000R

接続:

USB-LAN1000R を USB ポートに接続して起動するだけで認識しました。

Realtek 8153 のようです。

 

設定:

ifconfig で追加されたネットワークインターフェース名を確認します。Raspberry Pi 2/3 等は標準のネットワークポートが eth0 なので、この例では eth1 が追加されています。

 

/etc/network/interfaces ファイルに下記の eth1 の設定のどちらかを追加します。

  • 例えば DHCP による IP アドレス自動割り当ての場合

ネットワーク内に DHCP サーバが必要です。

 

  • 例えば固定アドレスの場合

上記の各 IP アドレスは設定例の為、設定する各 IP アドレスは自分の環境に合わせて適切な値を設定すること。

 

ifup で eth1 を有効にします。

ifconfig -v eth1 で IP アドレスが割り当てられていることが確認できれば OK です。

 

計測:

次に性能計測するために、LAN 内で iperf サーバを起動し、Raspberry Pi から iperf で転送速度を計測してみました。

 

Server 側:

unix 系の Server で iperf をインストールして、-s オプションをつけて起動します。

 

Raspberry Pi 側:

今回は Raspberry Pi を client にします。

iperf をインストールして、クライアントモードで実行します。(この例のサーバホスト名は server.local です。)

 

iperf で測定した結果です。(USB-LAN1000R)

 

内蔵LANポートを使った場合の測定結果です。

 

この結果は、Server 側のネットワーク性能にも依存するので、Bandwidth の値はあくまでもテスト環境での結果に過ぎず、USB-LAN1000R や内蔵LANポートの絶対的な性能をしめすものではないことに注意してください。

ただし、測定結果を相対的に評価すれば、USB-LAN1000R の方が十分速いということは言えるでしょう。

 

 

Raspberry Pi Zero の場合:

Raspberry Pi Zero の場合は、アダプターキットに含まれる micro USB-USB 変換アダプター等を使うことで、USB-LAN1000R, USB-LAN100R を使うことができます。

zero_accessories_002
アダプターキット

 

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Raspberry Pi Zero で USB-LAN1000R

 

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