Raspberry Pi タッチスクリーン用フレーム スタンド

Raspberry Pi 公式 7インチタッチスクリーン用のPimoroni フレーム スタンド

 

Touchscreen Frame

PIMORONI Raspberry Pi 7″ Touchscreen Display Frame

Raspberry Pi 公式タッチスクリーン用のフレームスタンド(全6色)が発売されています。

ただ、このフレームスタンドにはLCDパネルを上下逆に取り付けるようになっているらしく、画面が逆さまになってしまいます。

そのため、Raspberry Pi の設定で画面を上下逆にする必要があります。/boot/config.txt に以下の内容を記述して、再起動します。

lcd_rotate=2

display_rotate の方ではないことに注意しましょう。

 

また、フレームスタンド単体だけではなく、フレームスタンド付きのタッチスクリーンディスプレイのセットも販売されています。(全6色)

Screenshot of raspberry-pi.ksyic.com

Official 7″ Touchscreen Display+フレーム セット

Raspberry Pi 公式 タッチスクリーン

Raspberry Pi 公式 7インチ タッチスクリーン ディスプレイが発売されました。

 

TOUCH DISPLAY

RASPBERRY PI TOUCH DISPLAY

Raspberry Pi model A+/B+/2B に対応しています。

解像度は800×480。@ 60 fps。24ビットカラー。

タッチパネルは10点マルチタッチ操作に対応。

Raspberry Pi の DSIポートとアダプターボードをリボンケーブルで接続します。

 

電源はアダプターボードにマイクロUSB端子があり、Raspberry Pi とは独立して供給(500mA)する(セパレート パワーサプライ)か、Raspberry Pi 本体に接続していたマイクロUSBケーブルをアダプターボードに繋ぎ変えて、アダプターボードのPWR OUTからRaspberry Pi 本体に電源を供給する(USB リンク)か選択できます。それ以外にも、GPIO経由(付属のジャンパケーブル2本で接続)で電源を供給することもできます。

セパレートパワーサプライ用に2分岐するUSBケーブルも用意されています。

このタッチスクリーンディスプレイ用のフレームスタンドも発売されています。

SHARP 7

追記:
Raspberry Pi 7インチ タッチ・スクリーン ディスプレイ 接続・取り付け方法 と
Pimoroni 7インチ タッチ・スクリーン フレームの取り付け・設定方法 が公開されています。

Raspberry Pi2 model B, Pi3 model B にも対応しています。

Raspberry Pi の LED

LED001

Raspberry Pi model B+/Pi2 model B には 2つの LED が付いています。(古いモデルでは 5 つの LED が付いていました。)

電源ランプの赤の PWR(GPIO35) とアクセスランプの緑の ACT(GPIO47) です。

PWD は電源が繋がっている場合に点灯します。(電源電圧が 4.63±0.07V 以下の場合は消灯)
ACT は SD カードにアクセスした場合に点灯します。

LED000

RS 公式ケースだと、ケースに入れても両方の LED は隠れません。

なお、両方の LED は GPIO に繋がっているため、CPU 側から制御することもできます。

Raspberry Pi のサンプル

サンプル

Raspberry Pi のサンプル プログラムのソースコードは、/opt/vc/src/hello_pi/ に入っています。

これらのサンプルは、VideoCore を使ったもので、コンソールで動作します。(X11 アプリケーションではありません。)

ビルド方法

# cd /opt/vc/src/hello_pi
# sh rebuild.sh

 

サンプルの中からいくつか紹介します。

 

hello_triangle

OpenGL ES 1.1 のサンプル。

実行方法

# cd /opt/vc/src/hello_pi/hello_triangle
# ./hello_triangle.bin

 

 

hello_triangle2

triange2

OpenGL ES 2.0 のマンデルブローのサンプル。

実行方法

# cd /opt/vc/src/hello_pi/hello_triangle2
# ./hello_triangle2.bin

hello_teapot

OpenGL ES 1.1 のサンプル。

実行方法

# cd /opt/vc/src/hello_pi/hello_teapot
# ./hello_teapot.bin

 

hello_videocube

OpenGL ES 1.1 のサンプル。

実行方法

# cd /opt/vc/src/hello_pi/hello_videocube
# ./hello_videocube.bin

 

hello_tiger

OpenVG のサンプルです。

実行方法

# cd /opt/vc/src/hello_pi/hello_tiger
# ./hello_tiger.bin

 


Raspberry Pi の公式ケース -その1-

RiCase000

Raspberry Pi の RS 公式ケースが発売されたので購入してみました。Pi model B+ / Pi2 model B 用です。

PiCase001

 amazon で買ったら、ケースだけがビニール袋に入っているエコ仕様でちょっと驚きましたが。(amazonの箱に入って送られているので、問題はない)

PiCase999

ケースの中には足が入っているだけで説明書等は付いていませんでした。
もっとも説明書等なくても組立に困ることはないので、必要ありませんけれども。

 PiCase002

後ろ側はこんな感じです。

PiCase004

PiCase010

トップのカバーを外すとこんな感じです。トップカバーを外すことで、GPIO ポートが現れます。

PiCase003

サイドのカバーも外すとこんな感じです。

PiCase016

Pi2 を入れるとこんな感じです。microSD カードを挿したままでもケースから出し入れができました。

PiCase018

正面は LANポートと4つのUSBポート。

(どちらが正面か悩みましたが、ロゴの向きからこちらを正面としました。)

PiCase017

後ろ側は、本体の 2  つの LED が隠れないようになっていたり、microSD カードの抜き差しができるようになっています。

PiCase011

PiCase012

右サイドはこんな感じです。カバーを付けた状態で、電源ケーブル、HDMI ケーブル、AVケーブルが挿せるのでカバーを外す必要はないかもしれません。

PiCase014

PiCase015

左サイドはこんな感じです。カバーを外すと、GPIOケーブルを左から出せるかもしれません。(未確認)

Raspberry Pi のケースはいろいろ出ていますが、なかなか優秀なケースではないでしょうか。

Raspberry Pi3:

Raspberry Pi ユーザーガイド第2版

Raspberry Pi ユーザーガイド第2版

Raspberry Pi に関する情報はいろいろな Web サイトにありますが、この手の本を手元に一冊置いておいてもいいでしょう。

第1版出版当時は Pi model A, B しか発売されていなかったため、内容は Pi model A, B 向けのものとなっています。第2版が出版される頃には Pi mode B+, Compute Module が発売されていたため、付録H で説明が追加されています。(Pi2 model B はまだ販売されていませんでした。)

Pi model A, B 向けということに少し気を付ける必要はありますが、内容が古すぎて役に立たないということはありません。Pi model B+, Pi2 model B でも十分に役に立つ内容です。

出版はインプレスで、ここから冒頭部分の立ち読みができます。

もちろん Kindle 版もあります。

Raspberry Pi のディスプレイ

Raspberry Pi  はコンポジット、HDMI、DSI(Display Serial Interface) の 3 種類のビデオ出力に対応しています。

Model Bのコネクターと端子の位置
Model B+ および第二世代 Model Bのコネクターと端子の位置

 

コンポジットは AV 端子(RCA)付きの TV に接続できるので、最も手軽なものですが、Raspberry Pi mode B+, Pi2 model B では 4極ミニプラグのため、3 ピン-4極ミニプラグケーブルが必要になります。(Raspberry Pi Zero には AV 端子はありません。)

HDMI は HDMI  ケーブルで HDMI  端子付きの TV やディスプレイに接続できます。フルHD(1920×1080) で表示できるディスプレイも多いので、高解像度表示に向いています。(Raspberry Pi Zero は mini HDMI 端子です。)

残念ながら Raspberry Pi には、 VGA(D-Sub) 端子は付いていないので、古い PC ディスプレイを繋ぐことはできません。HDMI – VGA変換コンバーターを使えば表示できる場合もあるようですが、うまく表示できないケースも多いようです。

DSI は組込み向けで LCD の入手が難しそうで、Raspberry Pi 公式タッチスクリーン以外はほとんど見かけませんね。リボンケーブルでの接続になるので、LCD と RaspberryPi をまとめてケースに入れないと持ち運びには不向きでしょう。Raspberry Pi 公式タッチスクリーンも Raspberry Pi タッチスクリーン用フレーム スタンド というのがあり、タッチスクリーンを入れたフレームの背面に Raspberry Pi を取り付けるというスタイルになっています。(Raspberry Pi Zero には DSI はありません。)

 

それ以外にも SPI に LCD モジュールを繋ぐこともできます。小型タッチパネルを接続する際にはよく使われます。Raspberry Pi 用に販売されているものは、2.8 インチ(320×240程度)から 7 インチ(800×480程度)が多いようです。

 

(その他にも I2C に キャラクタLCD モジュールを繋ぐというのもあります。)

 

私は、Raspberry Pi用7インチHDMIディスプレイ買いました。 1280 x 800 (720p) HDMI/VGA(D-Sub 15ピン)/NTSC/PAL /boot/config.txt はデフォルトのままで表示されました。かなり満足!! 表示目的のため、音は出ないタイプのものです。

スタンドの固定がちょっと甘いですが、気にしない。

Raspberry Pi の AV 端子

color_av-pinouts

Raspberry Pi model B の AV端子は RCA  でしたが、Raspberry Pi model A+, B+ の AV端子は4極ミニプラグに変更になっています。
Pi2 model B も同じ。

4極ミニプラグの配線仕様は統一されておらず、Raspberry Pi のはちょっと変わっています。わかりやすいように色分けしてみた。

AV port

AV 端子にフジパーツ AVケーブル FVC-129A を繋いだら、ちゃんと映像が映りました。Standard Camcorder Cable なので、黄色と赤色のケーブルを入れ替えて挿す必要はありますが、それぐらいは些細なこと。

RaspberryPi  は コンポジット、HDMI、DSI の 3 種類のビデオ出力に対応しています。画質の問題はありますが、コンポジット接続なら大抵の AV 機器に接続できるので、いざって時には重宝します。

Raspberry Pi のケース

case

Raspberry Pi のケースはいろいろあるのですが、このケースは Pi 2 Model B / Pi Model B+ 共通で全コネクタが Open なタイプです。もちろん、microSD カードの抜き差しもケースにしまったまま可能です。

SDHC_002

GPIO  に何も繋ながないとオープンすぎる気もしないではないです。

GPIO_port

カラーは5色ありますが、Clear, Blue , Blackの3色を購入。

 

Raspberry Pi のマウス

mouse

キーボード同様、セットアップ時にしか使いませんでしたが、Raspberry Pi のマウスにはこの USB マウスを使いました。

今時珍しくなってしまった有線マウスです。

Microsoft マウスはお気に入りなのですが、もう少し小さなマウスの方が良かったです。ちょっと失敗。

セットアップ後は、Bluetooth アダプタを付けて、Bluetooth キーボードを使うということもできますが、トラブルに備えて1セットは USB キーボードと USB マウスは持っておきたいものです。(有線である必要はありませんが)

 

関連記事:

Raspberry Pi のキーボード

keyboard

セットアップ時にしか使っていませが、Raspberry Pi のキーボードには古い USB キーボードを使いました。

ELECOM パンタグラフ式USB&PS/2キーボード 日本語84キーミニキーボード ブラック TK-UP84CPBK

このキーボードは小型で Raspberry Pi によく合います。

セットアップ後は、Bluetooth アダプタを付けて、Bluetooth キーボードを使うということもできますが、トラブルに備えて1セットは USB キーボードと USB マウスは持っておきたいものです。

 

関連記事:

Raspberry Pi の電源 -その1-

Raspberry Pi は microUSB ポートから電源を供給します。

microUSB

USB急速充電器ではありますが、安全装置付きで5ポート40W 8Aの能力があるので、ANKER Desktop Charger を使っています。
少し厚みはありますが、ポータブルHDDをひとまわり小さくしたような感じです。

71AN7105SS-BJA

IMG_0463

USB ケーブルにはデータ転送は不要なため、安価な充電専用ケーブルを使っています。

power

追記

60W 6ポート USB急速充電器(各ポート毎に最大2.4A)

その後、microUSBケーブルは最大電流 2.4A対応の以下の超急速充電ケーブルに変更しました。

 

Raspberry Pi3:

  • Pi3 では推奨電源が 2.5A になりました。USB 端子に消費電力の高い機器を接続しないのであれば、2 A でも問題が起きることはないそうです。ただし、安心を求めるのであれば PSE マークの付いた Pi3 対応の電源(2.5A)を使いましょう。

 

関連記事:

Raspberry Pi Model B+ 購入

image

Raspberry Pi Model B+ とスターターキット、クリアケースを購入

dispman_console

スターターキットは、セットアップ時にHDMIケーブは使いましたが、セットアップ終了後にモニタを外してしまったので、結局電源ケーブルぐらいしか使っていません。
SD カード、LANケーブルは別のものを使いましたので、スターターキットは不要だったかもしれません。