Raspberry Pi から脱線気味ですが、書籍 おしゃべりロボット「マグボット」の特別ふろく「ペーパーマグカップ」を作ってみました。
「ペーパーマグカップ」は、入手困難なマグカップの代わりにマグボットの頭に代用できるものです。今回は、その「ペーパーマグカップ」はどんなものか、実際に作ってみることにしました。
目次
はじめに
書籍についているふろくを切り抜くのはちょっと気がひけたので、特別ふろく「ペーパーマグカップ」の PDF ファイルをA4(等倍サイズ)の紙に印刷したものを使うことにしました。
私は試作のつもりだったので、普通紙に印刷したものを使いましたが、強度的な問題があるので、やはり書籍のふろくぐらいの少々厚みのある用紙(ペーパークラフト用紙のようなもの)に印刷することをお勧めします。
道具/材料
道具はハサミやカッター、ボンドといった紙工作で普通に使う道具があれば良く、特別なものは必要ありません。
ペーパークラフト用紙
厚み0.21mmなので、十分な強度は得られると思います。
色は豊富なのですが、厚みは0.1mm程度なので、強度不足かもしれません。
ハサミ
カッター
カッティングマット
ボンド
私はボンドではなくスティックのりを使いました。用紙が薄いこともあって形を崩す結果になりました。スティックのりが悪いわけではないですが…。(失敗)
ものさし
組み立て
印刷した用紙をハサミやカッターを使ってカットします。カット後、パーツ番号が分からなくなるので注意しましょう。
部品 A1, A2 を繋いで1本にします。
端と端を繋いでリング状にします。
次に部品Cに部品B1~B16を貼り付けます。仕上がりに影響する部分なので正確な位置に取り付けるようにしましょう。(部品数が多いので少々面倒ですが…。)
リングの内側に先ほどの部品を糊付けします。(接着箇所が多い上、リングに接着しないといけないので、糊付けが結構大変です。)
部品Dを糊付けします。(印刷面を内側にするべきところを間違って外側にしてしまいました。また失敗)
カップを裏返しした状態で下から15mmのところ(と言われてもよくわからないので「ものさし」で測りました)に把手を糊付けします。(この頃には用紙が薄いため糊が乾いてきてカップの底面が歪みだしてしまいました。)
最後に口の部品Eを内側から糊付けします。把手を取り付けたところから90度の位置に口が来るようにします。(マグボットから見て右側に把手が来るのが正しい位置のようです。)
完成
マグカップと比べてみると、少し「ずんぐり」していますね。
用紙が薄かったため少々歪んでいますが、厚みのある用紙を使えばもっと綺麗に仕上がりそうです。また、カラー用紙かカラー印刷(必要に応じて両面)してペーパーマグカップのカラーバリエーションを作ることもできますね。
まだ、中身を作っていないので雰囲気だけですが、(強度はともかく)ペーパーマグカップもそれなりの味が出てていて、これはこれでアリかもしれません。
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