Raspberry Pi のマグポット 材料編 -マグカップ代替品案-

Raspberry Pi のマグボットの重要な材料であるマグカップが現在入手困難な状況です。そこで、このマグカップの代替品として利用できそうな材料がないか調べてみました。

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マグボットの頭になるマグカップは、有限会社ゴセプラ製のもので商品名アクアデカマグ600mlです。

マグボットのパーツを扱っているスイッチサイエンスせんごくネット通販でも現在在庫がないようです。(メーカーの生産が終了したようです。)

外径約12.6cm。内径約11.8cm。高さ約8cm。約70g。

 

ペーパーマグカップで代用するというのも一つの方法ですが、アクアデカマグに近い材料が他にないかいろいろ探してみました。

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大きさがアクアデカマグとほぼ同じで、軽いもの、半透明のもの、価格が比較的安いものという基準で探したところコレを見つけました。

  • カラーバリエーション: 4色(クリアピンク、クリアオレンジ、クリアグリーン、クリアサックス)
  • サイズ:直径12.5×高さ6.9cm
  • 重量: 86g
  • 容量:500ml
  • 材質:AS樹脂

高さが少し低く、容積が少し小さいのが気になりますが、中に部品は収まるものと思います。頭が低い分、目の位置が頭の上の方になるかもしれませんが、LED の取り付け位置を少し下にするとか工夫すればそれらしくなるのではないかと思います。透明度はアクアデカマグより高いので LED の光は十分通すでしょう。

クリアサックス

アクアデカマグより少し小さいくらいなので、乾物ケースに載せることができます。とは言え、若干小さいので乾物入れを加工する際やプラ板を加工する際、サーボモータの取り付け等で何らかの位置調整は必要になるかもしれません。

重量はアクアデカマグより少々重いです。少し重くなったからといって、頭が回らなくなるということはないとは思いますが、大丈夫とは断言できません。サーボモータにより高い負荷がかかることは間違いありませんので、その点はご注意ください。

送料を無視すると、価格も比較的安いもので、アクアデカマグとそんなには変わりません。(100均でアクアデカマグが売ってた頃から比べると高いですけれども)

ただ、マグカップではないので、マグボットではなくボウルボットになってしまいますけどね。

マグカップとクルークボウルとの比較

実際、このクルールボウル(S)をマグボットに取り付けて試したわけではなく、不安要素もありますので、使う場合はあくまでも自己責任でお願いします。(私はまだ乾物ケースに載せただけ)

クリアグリーンとクリアピンク
クリアオレンジ

追記:

どうやら本家とネタがかぶってしまったようです。実際にこのクルールボウル(S)でテストしたみたいです。

残念ながら「デメリットは、従来のレンジマグより高さが10mm低いので、内部の顔のLEDなどの部品はギリギリ収まるのですが、顔を水平から上に角度をあげるとボウルに干渉します。」とのことで、上を向かないようにソフトを改修するそうです。(それはとても残念。中の部品を一回り小さくできないものですかね?)

 

 

みんないろいろ探して同じクルールボウルにたどり着いたということは、他に良さそうなものはないかもしれませんね。

Screenshot of goo.gl

どうもほぼ代替品は、このクルールボウルに決まったようですね。

 

Screenshot of www.switch-science.com

スイッチサイセンスさんからもクルールボウルが購入できるようになりました。ただし、色はサックスのみのようです。

せんごくネット通販さんからもクルールボウルが購入できるようになりました。こちらも色はサックスのみのようです。

 

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